万世橋駅跡の引き込み線に酔う(その2)

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万世橋駅跡の引き込み線に酔う(完結編)

『モハようございます。』の「4章・分岐器」などで線路の面白さについていろいろと教えていただいたoomatipalkさんが、万世橋駅跡の画像をお送りくださいました。


最後に交通博物館へいらっしゃったときに、その屋上から撮影されたものとのことです。


万世橋11

万世橋12

万世橋13

万世橋14


よくこのブログにコメントを書き込んでくださるDK-Kawachiさんが、前回記事に次のような情報を寄せてくださっています。


万世橋駅跡の引き込み線は時々保線車両留置に使われており、2006年1月に交通博物館閉館前に行われた万世橋駅遺構ツアーでホームへ通じる階段から見た際は、保線車両が留置されていたそうです。


oomatipalkさんがお送りくださった画像と状況が合致しますね。
私も記憶が定かではありませんが、保線車両がとまっているなあと車窓から見た覚えがあります。


今でもこのように利用されることはあるようですが、かつての賑いを想像するに、少々寂しい感はありますね。


寂しいといえば、『モハようございます。』の「22章・線路配線図」で漣みさきさんがご提供くださった中央線の線路配線図をご覧になってみてください。
万世橋駅跡付近の線路配線を詳しく見ることができます。


この配線図を拝見して何が寂しいかと言うと、万世橋駅跡に残るホームの短さです。
漣さんの線路配線図では、ホームの位置や長さも分かるように記録されています。
万世橋駅跡のホームは、御茶ノ水駅や神田駅などと比べると3分の2ほどでしょうか、短いのです。


もちろん私は万世橋駅が賑っていた頃を知らないのですが、文献などを見ると、営業当時は利用客の多い重要な駅だったように想像できます。
昭和18年に営業を停止したものの、今も引き込み線やホームが残っているのを見ると復活できるのではないかと淡い期待を持ってしまいます。
でも、漣さんの線路配線図に書かれているとおり、ホームは短い・・・やはり遺構なのですね。
そう思うと、夢と現実の違いに寂しさを感じずにはいられません。


中央線の車窓から万世橋駅跡のホームを見ると、ひょいと飛び降りたくなりますが、DK-Kawachiさんが参加された万世橋駅遺構ツアーのときも、ガラスで仕切られホームへは上がることができなかったそうです。
万世橋駅跡は我々のすぐ手に届くところにありながらも遠い存在。
長い時間の流れに阻まれているかのようです。
でも、またそれが廃駅跡を追う楽しさでもあるのかもしれません。


ps.
私が最初に夢中になったテレビドラマはGメン75です。
滑走路を横並びで歩いてくるオープニングはインパクトがありましたよね。
Gメン75は7年間続き、半年後に再スタートしたGメン82を含めると、足掛け8年続いた人気ドラマです。

私が夢中になったのは、Gメン75がスタートしてから5年目、小学4年生のとき。
Gメン75を見れば見るほど、自分が知らないスタートしてからの4年間を覗いてみたくなるもの。
今ならたった4年前のことなどすぐに調べられるでしょうし、つい昨日のように感じるものですが、小学4年生にとって4年前という時間はとてつもなく高い壁のようでした。
当時のドラマを見ることはもちろん、写真すら見つけることができません。
図書館にある百科事典に載っている鎌倉時代よりももっと昔と思えるほどです。

当時はインターネットなどありませんから、歴代のテーマンソングレコードを捜し、そのジャケットになっている写真から想像したりしました。
スタート当初のメンバーには原田大二郎さん演じる関屋警部補がいたことが分かり、その写真から型破りな刑事であろうことが想像でき、強く憧れたものです。

今はCSで再放送されたり、DVDボックスが発売され、簡単にその4年間を見ることができます。
でも、当時レコードジャケットから想像した関屋警部補像があるからこそ、実際のドラマを見たときに感動も大きいのかもしれませんね。
そう考えると、時間の流れも素敵です。


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万世橋駅・遺構公開レポ

前回記事のコメントで触れた遺構レポはこちらです。

http://dkkawachi.blog58.fc2.com/blog-entry-418.html

3年前に現在のブログへ引っ越ししてから順次移行していたのですが、画像のリサイズ+高画質化の作業が手間なので該当記事は一旦未公開のまま放置していたのですが、先程慌てて再アップしました。

#旧ブログ公開時よりも画像は多めとしました。

万世橋駅・交通博物館跡の現状が産経新聞で触れられていました。
(記事自体は昨年11月のものですが・・・)

http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/081103/sty0811031100005-n1.htm

  • 投稿者: DK-Kawachi
  • 2009/07/02(木) 02:34:58
  • [編集]

http://kihayuni.cocolog-nifty.com/sapporo_snap/

 Gメン75は初期の頃、リアルに見ていました。というか、その前シリーズの、「キーハンター」~「アイフル大作戦」~「バーディー大作戦」もリアルに見ていて、歳がバレバレですな^^;

 Gメン75の初期シリーズのDVDを持っていますが、関屋警部補の殉職シーンは壮絶です。かっこいい殉職というのはこういうのをいうのではないかと・・・。

 あと、警察の階級で「警部補」というものがあるのを、Gメンで初めて知りました。それまでの刑事物は、単に「刑事」としか言っていなかったような気がします(あの「太陽にほえろ」もそうでした。ボスや山さんの階級が警部補であることは、あとで本で知ったくらいです)。

  • 投稿者: kihayuni
  • 2009/07/04(土) 00:13:48
  • [編集]

>DK-Kawachiさん
旧ブログ記事を教えてくださりありがとうございました。
興味深く拝見しました。
昨日、万世橋駅跡の横を歩いているとき、この煉瓦の壁の向こうにはあの景色があるのだなあと想像して楽しませていただきました。


>kihayuniさん
kihayuniさんもDVDをお持ちなほどGメン75ファンとは知りませんでした(^^;)
私はCSで放送したものはほぼ全話録画し、DVD-BOXも買い揃えております(^^)

関屋警部補殉職は、小学6年生のときにある雑誌でGメン75最終回に合わせて組まれた特集記事で知りました。
でも、当時はその雑誌に載っている写真1枚だけ。
どんなストーリーだったのか想像だけが膨らんだものです。

その後、私が中学1年生のときだったでしょうか、TBSの深夜時間帯に再放送され、やっと念願が達成しました。
どの刑事ドラマも、殉職となれば大々的なストーリー展開になりますよね。
太陽にほえろ! のジーパン刑事殉職編は代表的なものですが、関屋警部補殉職は最初見たとき拍子抜けしました。
それまで想像を膨らませ過ぎたせいか、これで終わり? と思ったものです(^^)
犯人と撃ち合い、Gメンのメンバーが凶弾に撃たれた関屋警部補を見る。
最後に関屋警部補がパタッと倒れる・・・その間まったくセリフなし。
しかも2分程度のシーンですよね。
そして、いつも流れる「面影」のエンディングで終わり。

でも、あの終わり方がGメン75らしさなのですね。
「どこにも属さず縛られず・・・」という黒木警視のナレーションがある第2話のとおり、感情に浸らず悪と立ち向かうハードボイルド。
関屋警部補殉職も、ドラマを見終わった後もずっと余韻が残る作りなのですね。
同僚の死すらも無情に乗り越えていくその姿に、当時中学生だった私はさらにのめり込み、深夜の再放送を毎日録画し見ていたものです。

大人になりかけていた私にとってGメン75は憧れでした。

つい長々と語ってしまいました(^^)
でも、あのような強烈なストーリーを作られた近藤照男プロデューサーや構成の深作欣二さん・佐藤純弥(この面々も凄い!)、脚本の高久進さんたちの想像力と創造力には脱帽です。

  • 投稿者: 吉田一紀
  • 2009/07/05(日) 12:02:01
  • [編集]

http://kihayuni.cocolog-nifty.com/sapporo_snap/

 たしかに、関屋警部補殉職のシーンは、いかにもクールなGメンらしいですよね。「太陽にほえろ」のように、おいおい泣くシーンまでは入れない(笑)。製作者サイドの文化の違いですね。

 ちなみに、Gメンが始まるきっかけとなったのは、これまでのアイフル~バーディーが、一般人が主人公で、ストーリー展開に無理があったことと、近藤プロデューサーがかねてから捜査モノをやりたいと思っていたからだそうです。

 この点、一般人が怪獣を倒す「ウルトラQ」がストーリー展開にいきづまり、次作の「ウルトラマン」以降、防衛チームが登場することになった事情と似ていますよね。

  • 投稿者: kihayuni
  • 2009/07/07(火) 17:04:22
  • [編集]

>kihayuniさん
現在のドラマも含めても、あのようなあっけない終わり方で描いているものはないのではないでしょうか。
関屋警部補殉職へんだけでなく、ほかの回もほとんどクールに淡泊な終わりですぐにエンディング。
でも、そうかとって独りよがりではなくエンターテイメントとしてしっかり作られています。
だからこそ7年も続いたわけですから。

どなたのお考えだったのか分かりませんが、このような強い意志を持ってエンターテイメントを作っていきたいと感じますね。

  • 投稿者: 吉田一紀
  • 2009/07/10(金) 17:52:47
  • [編集]

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07.パンタグラフ
08.車両設備を触ることのできるポイント
09.音を楽しむポイント
10.時刻表
11.青春18きっぷ
12.鉄道で飲む楽しさ
13.国鉄音にハマる!
14.国鉄車両に乗る
15.東北特急再編地図
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モハよう著者プロフィール

吉田一紀

Author:吉田一紀
脚本家・ライター・構成作家
国鉄真岡線を快走するキハ20系に心を奪われ、小学4年生のときにブルートレインに魅せられて鉄道にハマる。
ブルートレインを牽引していたEF65 1000番台やDD51、24系客車のNゲージを部屋に飾り眺めるのがストレス解消法。
なるべく新幹線を使わずに、特急や在来線を乗り継ぎながら線路や駅舎を眺める旅が好きである。

・特に好きな車両
キハ20系・183系・24系客車
・特に好きな機関車
EF65 1000番台・DD51・EF75
・特に好きな分岐器
DSS(ダブルスリップスイッチ)
・特に好きな車止め
第1種車止め(バラストを盛ったもの)
・特に復活してほしい優等列車
急行『つくばね』、ブルートレイン『さくら』、特急『あやめ』の両国始発

<主な作品・活動>
・手塚眞監督ショートムービープロジェクト『フリーハンド』脚本担当
・『敬天愛人~隆盛の如く~』(明治座)脚本
・東宝戯曲科脚本コース修了
・『駅-それぞれの出発(たびだち)』『帰ってきた天使』(シアターサンモール)脚本
・学研まんがでよくわかるシリーズ『燃料電池のひみつ』構成
・地上波テレビ局携帯サイト動画配信番組構成
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・ドラマ解説本
・地上波情報番組構成
・教育ビデオ構成・脚本
・カルチャー各種(骨董、食、美術館、スケッチなど)ムック本
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